スペインの世界遺産!古都トレドの魅力をご紹介します!!

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スペインといえば、ヨーロッパで人気の海外旅行先ですよね。

バルセロナやマドリード、グラナダやミハスなど有名な観光地が多くどこに行くか迷ってしまうでしょう。

その中から首都マドリードから日帰りでも行る旧市街が世界遺産になっている古都トレドをご紹介します。

明子
実際に私が行って来たので、トレドの魅力をくまなくご紹介しますね!
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スペインのトレドってどんなところ?

 

古都トレドはスペインの中央に位置し、1986年に旧市街が世界遺産に登録された観光地です。

イスラム教・キリスト教・ユダヤ教の様々な文化が融合していて、16世紀で時が止まっているかのような昔の面影を色濃く残しています。

タホ川に囲まれた美しい城塞都市で1日しかスペインにいられないのなら、迷わずトレドへ行けと言われているほどです。

明子
私もその言葉を聞き、興味を持ったので訪れてみました。

中世の雰囲気がそのままに残っていて、天然の要塞になっている街の様子は息を飲む美しさでした。

また、迷路のような小道がたくさんあり街歩きがとても楽しかったです!

アクセス方法は?

マドリードから70km程南にあるトレド。

気軽に行ける事も人気でマドリードからは日帰りでもアクセスが可能です。

そんなトレドまでは下記の行き方があります。

バスで行く方法

マドリードの南にあるバスターミナル、エリプティカ広場バスターミナル(PLAZA ELIPTICA)からALSA社が30分置きに運行

所要時間:直行便で約1時間、途中箇所で停車する普通便で約1時間半

チケットの買い方:Alsa社のチケット窓口で当日購入可能。

またはAlsa社公式サイトより購入

電車で行く方法

マドリード中央にあるアトーチャ駅からレンフェというスペインの国鉄を使用

午前中は1時間に1本、午後はおおよそ2時間に1本の割合で運行

所要時間:高速鉄道で約30分

チケットの買い方:アトーチャレンフェ駅のチケット窓口で当日購入可能。

またはレンフェの公式サイトより購入

明子
私はバスで行きましたが、特に不自由もなく快適でした!

バスだと電車より時間がかかりますが、電車の半額以下で行けるので時間とお財布と相談しましょう。

また、バスで行く場合はAlsa社のサイトで購入するより当日窓口で買う方が手数料がかからないのでオススメです。

トレドの歴史は?

ここトレドは16世紀にスペインへ首都が移るまでスペインの中心地として栄えていました。

その歴史は古く、紀元前190年にローマ帝国が都市を築いた事が始まりとされています。

その後6世紀頃には西ゴート族によって西ゴート王国の首都になり、やがて8世紀頃になるとアラブの支配下におかれました。

このようにトレドはタホ川に囲まれた天然の要塞として地理的条件に恵まれていたため、多くの民族の奪い合いの場になってきたのです。

1085年にはキリスト教徒によりイスラム教徒からのトレド奪還が行われ、ようやく現在のスペインの原型であるカスティーリャ王国となったのです。

明子
トレドに色々な文化が入り混じっているのはこのような背景があったためなんですね。

今ではその様々な文化の建築物が多く残されている事から、街全体が博物館とも言われているんですよ。

トレドの治安は?

スペインは首都であるマドリードや、バルセロナでは頻繁にスリや強盗などの話を聞きます。

ですがここトレドはそれに比べのんびりとした街。

ゆったりとした空気が流れ、雰囲気がとても良く治安は良好と言えます。

明子
私も夜の旧市街を歩きましたが、人も多く危ない目に遭う事はありませんでした。

ですが観光客を狙ったスリなどの被害にあわないよう対策はしっかりとしてくださいね。

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トレドのおすすめスポットはこちら!

世界遺産になっている旧市街

トレドの旧市街は1986年に世界遺産になっていて、街はどこを歩いても中世そのままの魅力を残しています。

全体は歩いて周れる程こじんまりとしており、小道が多く迷路のようで歩くだけでも心が踊ります。

街を歩いていると可愛いパン屋さんや、中世で使用されていた鎧や剣などの武器の模型が飾られているお店が多く、トレド名物となっています。

明子
小道探索が大好きな私はカメラを片手に気付いたら何時間も経ってしまっていました!

トレド大聖堂

トレド大聖堂は外観、内観共に細部まで装飾が取り入れられているゴシック様式の大聖堂です。

4つの側廊と22の礼拝堂がありスペインで一番の規模を誇っており、更には世界で4番目に大きな大聖堂というから驚きです。

高さ30mを誇る主祭壇トレドを愛した画家「エル・グレコ」の絵画などが内部に飾られており、見どころが多くトレドに来たら欠かせない観光スポットとなっています。

営業時間や入場料

入場料:大聖堂のみ10€、大聖堂+鐘楼は12.50€

営業時間:月〜土:10:00〜18:30閉館、日・祝:14:00〜18:30閉館

休館日:1/1、12/25

ソコドベール広場

旧市街の入り口を入ってまず目にするのがソコドベール広場です。

タクシー乗り場やバスの停留所、周りにはレストランやカフェ、お土産屋などがたくさんあり街の中心地となっています。

トレドを周る際にはここソコドベール広場を目印にしスタートすると良いでしょう。

広場は中世の建築物や雰囲気を残しつつ、流行りのファッションブランド店やファストフード店とうまく交じり合っています。

ぜひ中世の雰囲気と今のスタイルが融合した街の雰囲気を味わってみてください。

明子
ここソコドベール広場にはツーリストインフォメーションがあるので、そこで街の地図を貰うと周りやすくてオススメです。

アルカサル(軍事博物館)

ソコドベール広場前の通りから比較的すぐの場所にあり、四隅に塔が立っている特徴的な長方形の建物です。

トレドで1番高い標高に立っているため、どこにいてもその姿を見つけることができます。

ここアルカサルはローマ帝国時代に宮殿として建てられその後11世紀頃にアルフォンソ6世によって軍事要塞として修復されました。

現在は軍事博物館と図書館として使用されており、当時の鎧や剣、銃などの模型が展示されトレドの歴史を知ることが出来ます。

営業時間や入場料

入場料:5€(日曜日は無料)

営業時間:10:00~17:00

休館日:水曜日、1/1、12/24〜25、12/31

エル・グレコ美術館

エル・グレコとは1541年にギリシャのクレタ島で生まれ16世紀から17世紀にスペインで活躍した三大画家のうちの1人です。

26歳の時にギリシャからイタリアに渡ったといわれており、その後35歳でスペインに移住し残りの人生をトレドで過ごしました。

この美術館はそのエル・グレコに纏わる美術館でグレコが住んでいたとされる家を改装して美術館にしています。

美術館の内部にはアトリエや書斎、寝室、キッチンなどのグレコが生きた時代の家を忠実に再現しており、その当時の歴史を見れる重要な美術館でもあります。

グレコの作品が数多く展示され、代表作である「トレド景観と地図」「十二使徒」「聖終ペドロの涙」などが鑑賞出来るほか、美しい調度品も多く絵画以外も楽しめるようになっています。

営業時間や入場料

入場料:3€(日曜、土曜の14時から無料)

営業時間:4月~9月、火曜日~土曜日9:30~20:00
10月~3月、9:30~18:30
日・祭日10:00~15:00

休館日:月曜日、1/1・6、5/1、12/24〜25、1/31

ミラドールデルバイエ(トレド展望台)

トレドに来たからにはぜひ街の外へ出て展望台からトレドを眺めるのがオススメです!

遠くにアルカサルやトレド大聖堂が見え、タホ川に囲まれた天然要塞は中世の名残りを残し、そこはまるでおとぎの国!

これこそがまさにトレドという絶景でガイドブックや写真で見るトレドはほとんどがここから撮影した写真となっています。

そんなミラドールへの行き方は下記の方法があります。

ミラドールへの行き方
  • 列車型のミニバス、ソコトレイン

乗車場所:ソコドベール広場

  • 市バス

乗車場所:アルカサル入り口前

  • 2階建てバスのシティツアー

乗車場所:ソコドベール広場

  • タクシー

乗車場所:アルカサル入り口横

  • 徒歩

サンマルティン橋、もしくはアルカンタラ橋のどちらかから旧市街を出て徒歩約30分

明子
私は1泊して時間があったのでミラドールへは徒歩で行って来ました!

30分以上歩くため少し大変ですが、トレドの絶景を見た瞬間に癒されました!

日帰りの方はタクシーでのアクセスが1番早くてオススメです。

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まとめ

 

「スペインに1日しかいれないなら、トレドへ行け」といわれるほど見どころ満載で深い歴史をもつ古都トレドをご紹介させていただきました!

  • 世界遺産になっている旧市街
  • トレド大聖堂
  • ソコドベール広場
  • アルカサル(軍事博物館)
  • エル・グレコ美術館
  • ミラドールデルバイエ展望台

スペインは他にも見所のたくさんある国です。

バルセロナやマドリードといった有名な観光地ももちろん素敵ですが、ここトレドも負けていません。

「中世で歩みを止めた街」ともいわれる歴史ある古都トレド。

ぜひ次の海外旅行の参考にして下さいね!

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2018年12月8日
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