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みなさん、アメリカにはどんなイメージを持っていますか？
私はアメリカの古い車が好きで、古いアメ車が出てくる映画をよく見るのですが、古い車がぶつかりながらも走行したり、また過激な場面が出てきたりもします。
見かたによっては「怖そう・・」というイメージもあるアメリカですが、近年では日本と最も親交の深い国の一つで、毎年旅行や仕事、留学などでたくさんの方々が渡航しています。
ディズニー映画やメジャーリーグでの日本人選手の活躍など、楽しく明るい話題もある国ですね。
これからアメリカに旅行や留学を計画している方の中には、アメリカの治安について「実際はどうなの？」と思っている方もいらっしゃると思います。
アメリカは本当に危険な国なのでしょうか？
今回は、アメリカの中でも治安の悪い都市と犯罪に巻き込まれないための対策を紹介します。
アメリカで治安の悪い所は!?
ボルチモアは、アメリカ東海岸・ワシントンDC近くのメリーランド州にあります。
美味しいカニや美術館、歴史のある町としても有名です。
しかし、米連邦捜査局（FBI）が、2017年度に発表した凶悪犯罪統計によると、主要な52都市の中で、殺人事件発生率が最も高い都市となっています。
ボルチモアでは、抗議のデモをおこしたり、暴動を起こしたりすることが、過去に度々起きています。
過去には夜間外出禁止令が出たほどの事件があった場所でもあったりします。
現在でもボルチモアは、デモや暴動などが起こる可能性は否定できません。
また依然として凶悪犯罪の発生率が高く、できるかぎり避けて通りたい都市です。
もしやむを得ない事情でボルチモアに行かないといけない方は、身の安全に十分気をつけてくださいね。
他にも注意が必要な都市は!?
ミシガン州 デトロイト
私の好きな古いアメ車がたくさん走っていたり、人気ヒップホップMCの出身地として有名なデトロイトですが、アメリカで治安が悪い都市といえば、必ず候補に挙がってきます。
かつては、アメリカで一番の自動車工業都市として有名で、GM、クライスラー、フォードなどの車を生み出してきたモーターシティでした。
その後は日本車の台頭などの理由で、自動車産業が打撃を受けた影響で、治安悪化が進んだとみられています。
失業率、貧困率が高く、一時期全米で最も危険な都市と言われていましたが、最近では失業率も少しづつ回復して町にも活気が戻り、以前よりは治安も改善されつつあります。
日本企業が集まっている、デトロイト郊外は比較的安全ですが、市内中心部は危険なので、あまり出歩かない方が賢明です。
カリフォルニア州 オークランド
オークランドは、西海岸のカリフォルニア州にある都市です。
カリフォルニア州は、高級住宅街のビバリーヒルズや、ディズニーリゾート、美しいビーチなどのイメージで、治安のよい地域だと思われるかもしれません。
確かに、比較的治安のいい地域もありますが、オークランドなど治安が悪く犯罪が多発している都市や地域もあります。
1960年代終わりから1970年代の終わりにかけてオークランドの犯罪発生率は急上昇し、1990年代からは常にアメリカで最も危険な都市の一つとされていましたが、現在では少しずつ治安も改善してきているようです。
またオークランドはストリート文化が有名です。
治安が悪いところでは不良がたむろしている時があります。
その人たちのハングリー精神や様々な発想で、ストリート文化が生まれ、発展してきた一面もあります。
私もストリート文化に興味のある一人ですが、オークランドに旅行される際は、危険な地域に足を踏み入れたり、夜道の一人歩きなどの危険な行動は慎しみましょう。
アメリカで気を付けるべきことは？
アメリカでは州によって銃の所持が許されています。
また、殺人事件の発生率は日本よりかなり高いです。
しかし、アメリカ旅行で殺人事件に巻き込まれることは、めったにありません。
アメリカ旅行で被害にあう可能性が高い犯罪はスリや置き引き、レンタカーなどの車上荒らしなどがあります。
そのような被害に遭わないためには
- 車から離れる際は、カバンや手荷物を置きっぱなしにしない
- 荷物などを置いて場所取りをしない
- 荷物は必ず目の届くところ(膝の上など)に置くようにする
- 貴重品をズボンの後ろポケットに入れない
- 肩掛けカバンよりリュックなどの方が取られにくいが、後ろに背負うよりも、前に背負ったほうが安全
- 貴重品はコートやジャケットなどの中に、隠せるバッグに入れるか、上着のポケットの中にいれる
などの対策をすると防げることが多いです。
しかし、プロのスリの被害に遭うと、対策をしていても盗られたり、いつ盗られたのか分からないという場合も多いので、知らない人に話しかけられても立ち止まらないなど、十分に警戒したほうがいいと思います。
今回紹介したアメリカで最も危険とされる都市はもちろんですが、それ以外の都市でもアメリカは日本のように安全な場所ではないという事を、常に頭に入れておいたほうが良いでしょう。
アメリカは路地一本違えば危険という場所もありますので、廃墟が多い通りやメインストリートから入った人通りの少ない路地など、雰囲気が悪い所には近づかないようにしましょう。
また、危険な地域では車に乗っていても100％安全というわけではありませんので、窓を閉めることなども気を付けてください。
私の友人は「アメリカの危険な地域で車に乗っていたところ、空いていた車の窓の外から拳銃を突き付けられた」という経験があるそうです。
皆さんも十分気をつけてくださいね。
まとめ
アメリカで治安の悪い都市は
- メリーランド州ボルチモア
- ミシガン州デトロイト
- カリフォルニア州オークランド
です。
治安が悪いというデメリットもある都市ですが
- ボルチモア・・美味しいカニ・美術館などで有名な歴史のある町
- デトロイト・・古いアメ車が走っている、ヒップホップ文化のある町
- オークランド・・ストリート文化が盛んな町
などの魅力があり、興味深い１面もあります。
これらの都市に旅行される方は、危険な地域に足を踏み入れたり、夜道の一人歩きなどは大変危険ですので絶対にやめましょう。
また、車に乗っていても窓は完全に占めるなど、安全対策をしっかりしましょう。
被害にあう確率が高い犯罪として
- スリ
- 置き引き
- レンタカーの車上荒らし
などがあります。
その対策として
- 車から離れる際は、カバンや手荷物を置きっぱなしにしない
- 荷物などを置いて場所取りをしない
- 荷物は必ず目の届くところ(膝の上など)に置くようにする
- 貴重品をズボンの後ろポケットに入れない
- 肩掛けカバンよりリュックなどの方が盗られにくいが、後ろに背負うよりも、前に背負ったほうが安全
- 貴重品はコートやジャケットなどの中に、隠せるバッグに入れるか、上着のポケットの中にいれる
など、十分に気を付けましょう。
道で話しかけられても、立ち止まらない事も大切です。
今回は、アメリカの治安が悪い都市や対策法について紹介しました。
確かに治安が悪いところは「怖い、襲われる」というマイナスなイメージが多くなりがちですが、それはほんの一部の地域についてだけだと思います。
前もって危険な地域を調べたり、スリなどの対策をしていけば、旅行を楽しめると思います。
ただし、身を守るための対策は十分にしてくださいね。
観光地として有名なロサンゼルスやニューヨークなどの都市の場合は、比較的治安がいいと言われています。
そんな都市でも、危険な地域があることは事実ですので、スリなどの対策は十分にしてください。
事前の準備や対策を万全にして、アメリカ旅行を安全に楽しんできてくださいね。
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