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「安くするために自分で料金比較サイトを見比べてみても結局わからない」
と言う方も多いですね。
私も最初は比較サイトを見てたりしてましたが、途中で嫌になって旅行代理店を複数回って自分で比較して取っておりました。
そして旅行代理店を複数回ってから決断するまでに時間がかかり、その間に良いプランも埋まってしまうことが多々ありました。
「もっと手軽に比較できたらなぁ・・」
「一々旅行代理店に行くのがめんどくさいなぁ」
と思っていましたが、今ではこちらの比較サイトで比較してから選ぶようにしております。
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「いつか北米を旅したい! 」
と考えている方の中には
「カナダとアメリカどっちに行こう?」
と悩む方も多いのではないでしょうか。
「どちらにも行きたい観光地がある、会いたい人がいる。」
そうなると、まず気になるのが旅行先の食べ物ですよね。
今回はカナダの食に焦点を当てて、アメリカとの比較をしながら「カナダの食文化」を紹介していきますね。
目次
カナダとアメリカの食文化の違いは?
アメリカの食べ物、と聞いて思い浮かべるものは何ですか?
ビッグサイズのハンバーガーにポテトフライ、Lサイズコーラ…所謂ジャンクフードでしょうか?
では、カナダの食べ物、と聞いて思い浮かべるものは何ですか?
メープルシロップ?
サーモン?
詳しい人はナナイモバー(チョコレートが上にのったクッキーのようなお菓子)やプーティーン(ソースをかけたフライドポテト)等も知っているかもしれません。
でも単独で家の食卓やレストランに並ぶような、カナダ特有の郷土料理ってあまり思いつきませんよね。
実は、アメリカとの違いを意識するだけで、カナダの食文化のこだわりが見えてきます。
1つ面白い例を挙げると、サンドイッチとハンバーガーの違いがあります。
カナダのカフェの、カナダらしい食べ物って何かなぁ?
あぁ、それならサンドイッチにしなよ!
サンドイッチ?
アメリカがバーガーなら、カナダはサンドイッチ、だからさ。
カナダのWaterloo(ウォータールー)という地域に留学していたころ、初カフェに誘われメニューに悩んでいた私にカナダの友人がこう薦めてくれました。
「ん?サンドイッチって確かイギリス発祥の…あれ?」
と思いつつも注文すると、出てきたサンドイッチのビジュアルに笑ってしまいました。
それがこちらの写真です。
「バーガーをサンドイッチに変えただけじゃん!」
と思いますが、この違いがカナダの人にとっては重要なのです。
日本でサンドイッチと聞くと、どんなサンドイッチを思い浮かべますか?
イギリスのティータイムに出てくるような、何となく上品でカラフルで、サラダとスープがサイドにつくようなサンドイッチを想像しますよね。
カナダのサンドイッチは、焼いた食パンにがっつり肉が挟まり、極めつけにサイドに大量のポテトチップス(又はポテトフライ)がつきます。
完全にアメリカ寄りのサンドイッチです。
サンドイッチだけど、イギリス風ではない。
サンドイッチだから、アメリカ風でもない。
つまり、カナダのサンドイッチというわけです。
面白いですよね!
なぜアメリカとの違いを、カナダ人がそんなに気にするのかという事は、後ほどお話しますね。
カナダの食文化
カナダが “Cultural Mosaic (人種のモザイク)”と呼ばれているのはご存知ですか?
「まるでモザイク画のように、1つ1つの独立した人種がカナダという国を作っている。」
という意味です。
例えるならば
「様々な国のカリスマシェフが集まる高級レストラン。」
という感じです。
カナダの食事にも、その特徴がよく反映されています。
次は、カナダの食事を地域別に絞っていくつか紹介します。
カナダの地域別の食事の特色は?
①トロント周辺
トロントでは様々な国の料理が食べられます。
まさに世界各国の一流料理の宝庫、といっても過言ではありません。
- リトルイタリー
- インディアンマーケット
- チャイナタウン
- コリアンタウン
等、トロント内に広がる世界の町に、本場にも負けない味のこだわりのお店が並びます。
私がリトルイタリーのレストランを訪れた時には、ピザの大きさからトッピングまで全て選べる本格イタリアンを堪能できました!
とはいえ、イタリアン初心者の私にはどうすれば美味しくなるか、さっぱり分かりませんでした。
「オリーブとトマトは外せないね。バジルもあるといいよ~!」
と親身になってくれるイケメンのイタリア出身ウェイターさんにすべてを任せ、素晴らしいピザを食べられました。
【お店のリンク】Café Diplomatico
②ケベック・モントリオ―ル
この地域は、古き良きヨーロッパの趣を感じさせる、町並みが広がります。
ここはメープルシロップ発祥の地でもあり、メープルシロップを使った食べ物がたくさんあります。
中でも有名なのはベーグル。
甘い香りとふわふわ感がたまりません!
アメリカ・ニューヨークもベーグルで有名ですよね。
モントリオールのベーグルは、上の写真のように昔ながらのパン焼き窯でふっくらと焼くのが特徴だそうです。
お店の人によると、この工程があることで、ニューヨーク式ベーグルよりもふわふわした食感になるそうです。
ここのお店は、モントリオールに住む友人を訪ねた時に紹介してもらった、歴史あるベーグルのお店です。
目の前で焼き立てのベーグルが窯からで出くる瞬間が見られるのと、それをすぐに食べられる手軽さがとても好きでした。
ちなみにカナダの一般家庭では、焼いたセサミのベーグルにクリームチーズを乗せたものがよく食べられています。
私は、そこに生サーモンを挟むのがお気に入りです。
【お店のリンク】St-Viateur Bagel Shop
③プリンスエドワード島
小説「赤毛のアン」の舞台となったこの島では、ロブスターやズワイガニといったシーフードが特産物となっています。
「カナダに行ったらロブスターは食べなきゃ損!」
というぐらい有名な食べ物です。
これらの水産物はアメリカでも勿論よく食べられていますが、輸出額・知名度で比べるとカナダが世界一です。
私は残念ながらプリンスエドワード島で食べることは叶いませんでしたが、ナイアガラの滝を見に訪れた際に食べることができました。
ロブスターといえばよく溶かしバターやレモンをかける食べ方が紹介されていますが、その時はチーズと一緒に頂きました。
「まさに絶品!」
と思える美味しさでした。
殻が固くて真っ赤なので、食べる前は
「味もパンチが利いているのかな?」
と思いましたが、中は柔らかい甘さで溶けたチーズとの相性が抜群でした。
カナダに来たら、ぜひいろいろな食べ方で海鮮料理を楽しんでみてください。
【お店のリンク】Red Lobster
カナダ人が気にする、アメリカとの違い
「アメリカは○○だけど、カナダは□□だから~」
「アメリカでは○○とされていますが、カナダでは□□のように言われています」
私がカナダへ留学をした時に、よく耳にしたフレーズです。
カナダの友人がカフェで話している時や教授が授業で説明する時に
「こういう言い方が多いなぁ。」
と感じました。
なぜでしょうか?
なぜなら、カナダのカナダらしさは、アメリカと比べることで良く分かるからです。
【引用】カナダの人口密度: Statistics Canada [Map 4.1 Population distribution as of July 1, 2014 by census division (CD), Canada] https://www.statcan.gc.ca/eng/start
上の地図を見ると一目瞭然ですが、カナダの人口の8割はアメリカとの国境付近に集中しています。
当然アメリカ・カナダ以外の国の人からすると、言語や生活スタイルに大きな違いがあるようには見えません。
そこで何をもってカナダ人とするのか、というと
アメリカ人ではない=カナダ人である
というこだわり(プライド?)があるのだそうです。
アメリカと比べることは、カナダにとっては重要な国民性にも繋がっていたんですね。
カナダの食文化の背景にも、そのようなカナダならではのこだわりが感じられます。
プーティーン(ソースをかけたフライドポテト)も、フライドポテトだけならアメリカと大差ないところを、グレイビーソースと固形チーズでカナダを押し出している感じがしますよね(笑)
せっかくカナダ旅行に行くのなら、カナダにしかない食べ物や、カナダならではのこだわりの料理を見つけて、楽しんでくださいね。
まとめ
アメリカとカナダの食文化の違いは
- カナダにはアメリカと同じように見えても、カナダならではのこだわりのある食べ物がある
- カナダは色々な人種が集まってできており、世界各国の一流料理が味わえる
カナダの地域別の食の特色は
- トロントは、本格イタリアンをはじめ世界各国の一流料理の宝庫
- モントリオールは、ベーグルのようなメープルシロップを使った食べ物がたくさんある
- プリンスエドワード島は、シーフードが特産品で、絶品ロブスター料理が有名
カナダにはカナダにしかない食べ物や、アメリカとの違いを意識したこだわりの料理があります。
カナダ旅行に行ったら、そんな食べ物をぜひ味わってくださいね。
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以前カナダに留学していた、知人の恵子さんの話です。