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インドネシアは綺麗な海に囲まれた、バリ島やジャワ島などの島々があります。
多くの人はリゾートなイメージを持っているのではないでしょうか。
そんなインドネシアの飲み物、というと皆さん何を浮かべますか？
今回はトロピカルでインドネシアならではの飲み物などから、旅行の際におすすめな物、お土産におすすめなものまでご紹介します。
目次
水
インドネシアの水道水は飲めません。
沸騰しても100％細菌がなくなっているとは限りませんので、安心は禁物です。
下痢や嘔吐を引き起こす可能性がありますので、必ずミネラルウォーターを購入して飲んでください。
飲食店で出される氷なども、水道水で作られている場合がありますので、飲み物に入ってきた氷を食べることはしないほうが良いでしょう。
Aqua
ダノン社の硬水ミネラルウォーターです。
ホテルやレストラン、飛行機の機内食でも出てくる、インドネシアでは安価で一般的なミネラルウォーターです。
Ades
コカ・コーラのメーカーが販売しているミネラルウォーターです。
いろはすのインドネシア版として、日本人が多く買っています。
見た目も、ペットボトルの薄さも日本同様ですよ。
お茶
インドネシアのお茶は基本的に甘いです。
日本のお茶を想像して口に入れると、驚くことが度々あるかもしれません。
ストレートティーはもちろん、なんと緑茶やウーロン茶までも全てのお茶が甘いです。
海外旅行によく行くようになると気がつくことですが、熱い地域は甘いお茶が定番のようです。
インドネシアのお茶は、日本のように瓶やペットボトルで販売されていて、種類も豊富で楽しめますよ。
テ・マニス
インドネシアの代表的で人気のあるお茶です。
とても甘い紅茶です。
レストランやワルン（食堂）など、どこでもテ・マニスが用意されてるほどです。
コンビニやスーパーなどで、瓶やペットボトルはもちろん、紙パック入りのものまで揃っています。
なかにはシュガーレスの物もありますが、日本人にはしっかり甘いと感じるお茶なんです。
ジャスミンティー
インドネシアでお茶と言ったらジャスミンティーと言われるほど、家庭でもよく飲まれます。
日本で飲むジャスミンティーとは違い、やはりとても甘いお茶です。
茶葉やティーバックだと甘くなく、軽いのでお土産にもぴったりです。
fruit tea
インドネシアのスーパーなどで、とてもよく見かけるペットボトルで売られているお茶です。
もちろん、とても甘いフレーバーティーです。
ブラックチェリー、ストロベリー、アップルの味があります。
Sari Wangi
インドネシアの代表的な紅茶のブランドです。
日本ではジャワティーと言われている、ジャワ島などで生産された紅茶です。
ティーパックで販売されています。
日本で飲まれているものより苦みが少なく、口当たりはさっぱりとしています。
甘いお茶が苦手な人は、ミネラルウォーターにこのティーパックを入れて飲むのがおすすめです。
ロゼラティー
ビタミンCたっぷりなハイビスカスティーです。
ロゼラというハイビスカスの品種の花弁を乾燥させたという、なんともお洒落なお茶です。
女性には嬉しい栄養素もたっぷりで、数百円程度なのでお土産におすすめです。
酸っぱいので蜂蜜を入れたり、ホットでもアイスでもおいしく飲めるお茶です。
ICHI OCHA GREEN TEA
日本茶のような名前ですが、日本の緑茶を想像して飲むとびっくりすると思います。
と、いうのもはちみつが入っていて大変甘いです。
しかし、GREEN TEAと書いているだけあって、お茶の渋みもばっちり効いています。
渋みと甘さの混じる絶妙な味なので、チャレンジ意欲のある方は是非試してみてください。
コーヒー
実は、インドネシアは200年も昔からコーヒーの栽培を行い、現在は世界第4位を誇るコーヒー生産国です。
インドネシアのコーヒーは、オランダから持ち込まれたといわれています。
現在もスマトラ中心にコーヒー豆の生産は盛んです。
インドネシアで販売されている紙パックなどのコーヒーは甘いです。
無糖のコーヒーはありません。
もし旅行中に無糖のコーヒーを飲みたい場合は、珈琲豆を購入しミネラルウォーターで作ることをお勧めします。
インドネシアのコーヒーは、下に粉が溜まっているという独特なものになっています。
日本で飲むコーヒーの作り方とは違い、コーヒーの粉は直接マグカップに入れてお湯を注ぎ全体が濃いコーヒーの色になるまで混ぜます。
粉が沈むのを待ってから、コーヒーの粉が見えない部分のうわずみを飲みます。
この飲み方は大変独特ですが、味が濃く美味しいです。
販売されているコーヒーはメーカーや豆によって、値段には格差がありますので購入の際は注意してください。
是非、旅行の際はコーヒーを飲んでみてくださいね。
もちろん、パッケージも可愛いのでお土産にも最適です！
ジャワコーヒー
インドネシアのジャワ島で生産されているコーヒーです。
一般的にジャワコーヒーと言えば、アラビカ種のコーヒー豆で現在は生産量は少ないといわれています。
アラビカ種を限定する「ジャワ・アラビカ」は、マイルドな苦みで酸味が少なく飲みやすいコーヒーとされています。
現在はロブスタ種が多く「ジャワ・ロブスタ」は、一般的にはブレンドして飲まれています。
ジャワ島に行った際にはお土産としておすすめです。
マンデリンコーヒー
インドネシアのスマトラ島で栽培されているコーヒーです。
生産量が少なく、高品質ということから高級豆として世界中で人気があります。
苦みに深さのあるコーヒーで、酸味が少ないのが特徴です。
トラジャコーヒー
マンデリンと同じく高級豆として知られていて、スラウェシ島トラジャ地方で栽培されています。
17世紀末にコーヒー栽培を始めてからずっと、オランダ王室御用達の珈琲です。
香りが高く、癖がないバランスの取れたコーヒーとして人気があります。
キンタマーニーコーヒー
バリ島の北部のキンタマーニーで生産されているコーヒーです。
フルーティーで口当たり優しく、コクがあり飲みやすいコーヒーです。
観光客も訪れることができるコーヒー農園も多くあります。
試飲やコーヒー豆の販売もしているので、お土産におススメです。
コピルアックコーヒー
インドネシアの幻のコーヒーと言われていて、世界一高級とされているコーヒーです。
ジャコウネコ（ルアック）にコーヒーの実を食べさせ、腸内で発酵され、糞として排出された未消化のコーヒーの実を採取し、それを洗浄して乾燥、焙煎して作られます。
しかもこのジャコウネコという動物は、上質なコーヒー豆しか吟味して食べないため、自然と品質の良いものになっています。
収穫に手間もかかるため、大変希少故に高級なコーヒーとされているのです。
味は酸味はなく、大変コクと深みがあり、一度飲むと舌が超えてしまうほど美味しいコーヒーです。
100g約4,000円～と超高級品ですが、コーヒー好きで一度は飲んでみたいという人にはおススメです。
ジュース
アボカドジュース
インドネシアにはアボカドをジュースにしているお店がたくさんあります。
アボカドを砂糖や蜂蜜などと一緒にミキサーにかけたジュースです。
トッピングとしてチョコレートソースなどがかかっています。
アボカドのまろやかさとチョコの深みが絶妙です。
日本ではなかなかお目にかかれない飲み物ですので、是非インドネシアに行った際は飲んでみてくださいね。
エスチェンドル
インドネシア語で「エス」というのは氷で、「チェンドル」緑色の米粉などを混ぜてゼリー状にしたものです。
それに黒砂糖などのシロップをかけた、ココナッツミルクがベースの甘い飲み物です。
味は想像の通りの飲み物なので、日本人の口にも合います。
エス・チャンプル
季節の果物やココナッツ、タピオカ、色とりどりのゼリーにシロップ、練乳などをかけたものです。
日本のタピオカドリンクと似ています。
一見すると日本のかき氷みたいですが、地元の人達は氷が溶けてから「飲んで」います。
その他のジュース
- パパイヤ・ジュース
インドネシアで1年中飲めるジュースです。
自然のパパイヤをジュースにしているので身体にもよく大変美味しいです。
- アロエジュース
名前のとおりアロエの果肉がたっぷりと入ったジュースです。
- fayrouz Fine Soda Pear
微炭酸の洋ナシ味のソーダーです。
- MOGU MOGU
ココナッツ風味で、ナタデココが入たくさん入っジュースです。
- Mizune
日本のポカリスエットやアクエリアスのようなスポーツドリンクです。
- Polaris
炭酸飲料ですが、味は何とコーヒー味で微炭酸になっています。
他にも、日本で見るメーカーのジュースでは、インドネシア特有のアロエ味などもあります。
ぜひ試してみてください！
インドネシアは水や氷も気を付けないといけません。
最近ではかき氷などのお店は、氷屋さんが製氷した氷を買ってる所がほとんどと言われています
しかし、気になる方は事前に調べて行くことをおすすめします。
ジャムウ
インドネシアの千年以上前から伝わる伝統医療です。
植物の葉、根、樹皮、実、種を調合した漢方のようなものです。
ジャムウにはベースになるスパイスがあり、主にウコンなどで作られます。
味はかなり刺激的です。
「良薬口に苦し」
とはまさにこのこと！
インドネシアではこのジャムウは薬として販売されています。
基本は漢方でいう葛根湯のように、風邪をひきそうな時や喉が痛い時などの症状の出始めに飲みます。
水に溶かして飲んだり、お茶やジュースにして飲みます。
夏バテなどの滋養強壮や病気の予防に飲まれています。
ジャムウ専用のエステがあるなど、美容にも良いとされています。
ジャムウの購入の仕方としては、販売している屋台があったり、おばさんが自転車で回っています。
体調不良や使う用途を話すと、それに合わせて調合してくれます。
調合されたものは、ジュースにもしてくれます。
が、このジュースは美味しいといえるものではありませんので、飲む際は少しづつ他のドリンクと交互に飲むか、一気に飲むかをお勧めします。
ジャムウはジャムウパウダーとしても販売されています。
コンビニやスーパーマーケットで手軽に、そして安く手に入ります。
また、スーパーで販売されているジャムウジュースは比較的飲みやすいです。
インドネシアに旅行中の際、調子が悪い時は試してみるのも良いかもしれません。
ジャムウパウダー
インドでは主流の、パウダー状になったジャムウをお湯に溶かして飲むお茶です。
スパイシーな味で、ただお湯に溶かしただけですので健康には良いようですが美味しいものではありません。
ランタンプニュガル
ジャムウが入っているマジックウォーターです。
三本足が回転しているマーク（CAP KAKI TIGA）がついているのが特徴です。
ペットボトルや缶に入って販売されています。
見た目は透明の水ですが、日本でいう栄養ドリンクのようなものです。
風邪のひき始めなどの体調不良に良いと言われています。
けだるい時などに飲むと元気になるという不思議な飲み物です。
オレンジ、ストロベリーのフレーバーやメロンやストロベリーのドリンクもあり、比較的飲みやすく作られています。
フレーバーなしのものは無臭で、味は甘い水といった感じです。
まとめ
いかがでしたか？
- 水道水は沸騰させても飲めないのでミネラルウォーター
- お茶がよく飲まれて種類も豊富
- あ茶はペットボトルや缶で売られているほとんどが甘い
- コーヒーは世界4位の生産国
- 世界一高級なコーヒーがある
- 果物を使ったジュースがたくさんある
- ジャムウはインドネシア特有の体に良い飲み物
インドネシアは暑い国なので、旅行の時は飲み物が欲しくなることが多いと思います。
日本に比べると甘いものが多いので、苦手な方は購入するときは気を付けて下さい。
しかしインドネシア特有の飲み物がたくさんありますので、ちょっと冒険して楽しんでみて下さいね。
世界２００ヶ国以上の国でインターネットに繋げれる方法
海外旅行先で「この風景を日本にいる友人と共有したい！」
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