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台湾、韓国、フィリピン、アジア圏は、物価が安い、安いとよく耳にしますよね。
タイの物価も安いとよく聞きますが、では実際旅行に行った際に必要になる、交通費や食べ物などの平均価格はいったいどれくらいなんでしょうか?
今回は、タイ旅行に行くときに参考になる、さまざまな物の平均価格についてまとめてみました。
目次
通貨について

タイの通貨はバーツです。
ここ数年は1バーツは日本円で約3円が平均です。
- タイの通貨単位は「バーツ」=B
- 1バーツ(1B)は日本円で約3円
- 100サタン(100S)=1バーツ(1B)=日本円で約3円
バーツの種類
バーツには紙幣(紙)と硬貨(コイン)の2種類があります。
- 紙幣:B20、B50、B100、B500、B1000
- 硬貨:S25、S50、B1、B2、B5、B10
注意点としては、タイでは細かいおつりを返されない場合があります。
紙幣や硬貨は、ホテルやおつりが細かく出るレストランなどであらかじめ細かくしておきましょう。
私も細かい硬貨がなく「B140だが、今おつりがないから売らない」と言われてしまったことがあります。
B40おまけしてくれるお店もありますが、ほとんどは「おつりがないので売らないよ」とか、「おつりなしでもいい?」といわれます。
タイに行く際は、100B~B10、細かい硬貨は持っておくようにしましょう。
チップ
サービスに対する感謝の証です。
安いマッサージ店などで渡すことが多いです。
- B20~B50を渡すのが相場です。
- 10%のサービスチャージが加算されているので、ホテルやレストランでは必要ないです。
両替は?
日本で両替するより、タイで両替するほうが得する場合が多いです。
その都度レートの確認をすることがおすすめです。
空港、銀行、ATM、ホテル、街中の両替機で両替することができます。
私の経験談になりますが、日本では主に交通費のために1万ほど両替し、現地でレートを確認しながらの両替を行っていました。
ホテルでのフロント両替はセキュリティ上、安心して両替ができます。
スリやひったくりは空港や、街中の両替機が多いといわれています。
両替の際は狙われていることもあるので、両替後は特に警戒して下さいね。
日本からバンコクへの飛行機代
シーズンや取得した時期によって価格変動があります。
- 6~10月の雨期時期を狙うと特に安い
- 飛行機乗り継ぎなしオフシーズン:平均価格:往復約7万円
- 飛行機乗り継ぎありオフシーズン:約3万~10万が相場とピンキリ
乗り継ぎする空港で価格が変動する
- 11月~2月時期は人気シ-ズンのため、オフシーズンの倍の価格が平均
空港会社によっては早期早割があるので、通常価格よりも飛行機代を安く手に入れることができます。
ホテル
宿泊先はゲストハウスから高級ホテルまで、価格帯もさまざまです。
- バックパッカー向けのゲストハウス:1泊 約300円~3,000円以下のピンキリ。
- 元3つ星ホテルなど:1室1泊 約4,000円~9,000円
- 高級ホテル、4つ星以上:1室1泊 約9000円~20,000円
- 最高級ホテル:1室1泊 約30,000円~50,000円
- アパートタイプ:1室1泊 約5000円
特に高級ホテルは、シーズンで価格変動するホテルもあるので、シーズンオフを狙って泊まるとお得感があります。
アパートタイプは、キッチン、トイレ、シャワー、家具がついた、日本のマンションの一室を借りるような状態です。
1室の価格で人数はたいてい制限されていないので、複数で宿泊する際には大変お得です。
トゥクトゥクやタクシー
市内だとB100~ほどが平均価格になります。
タイの乗り物は、メーターを無視してぼったくり価格を提示してきますので、「値切るのが当たり前」だと思ってください。
目的地を告げると通常の2倍の値段を言われますので、半額に必ず値切ってください。
半額の価格を提示すると、1.5倍の価格を言われますので、1.2~1.3倍の価格まで交渉できれば妥当です。
混んでいる際や、雨の時は価格交渉や乗車も拒否される場合があります。
また、女性一人の乗車の際は気をつけてください。
タイでも個人タクシーの白タクと呼ばれるタクシーが横行しています。
白タクは外国人を見かけると声をかけてきますが、乗車しないで下さい。
酷い場合は、ぼったくりだけではなく、強盗、強姦、殺人の被害の例もあります。
基本はピンクなどのワンカラータクシーの乗車が必須です。
ホテルや空港スタッフなどにタクシー手配をお願いするのも、サギ被害にあう可能性が低くなる方法の一つです。
グルメ
一般的な食堂などでは、300円程度で食事ができます。
屋台やコンビニのフードは100円代が相場です。
「金額は安いが、量が適量、むしろ多い!」と喜ばしいのもタイの食事の魅力です。
高級料理も2500円~など、日本での少しリッチなレストラン価格なので、手を出しやすいですよね。
スナック
価格:11バーツ~150バーツ
日本でもよく食べる
「かっぱえびせん」
「ポッキー」
「プリッツ」
「コアラのマーチ」
などは、タイの味を楽しむことができます。
香ばしいスナックでは
「トムヤムクン」
「シュリンプ」
がメインの味です。
甘いスナックは
「マンゴー」
「ライチ」
「ココナッツ」
などの味があります。
日本と同じように、季節限定商品も販売しているようですので、いつもとは少し違った味を楽しんでみてもいいかもしれませんね。
レトルト食品
価格:15バーツ~100バーツ
「グリーンカレー」
「マッサマンカレー」
などのカレー類はもちろん、
「トムヤムクン」
「パッタイ」
「カオマンガイ」
のレトルト食品など多種多様に揃っています。
カップ麺はタイオリジナル味の
「トムヤムクン」
「ライム」味などがあり、タイでしか購入できない味があります。
おうちでお手軽にタイの味が楽しめるので、お土産にもおすすめです。
パウチのものに関しては、日本で輸入や逆輸入されている商品もありますが、タイで購入すると俄然安いです。
ドライフルーツ
価格:40バーツ~100バーツ
タイではマンゴーやドリアンがよく食べられていますので、
「ドライマンゴー」
「ドライドリアン」がたくさん売っています。
ドライマンゴーはチョコレートがかかっているものなど、バリエーションも幅広いです。
「パパイヤ」
「マンゴスチン」
「ココナッツ」
など、日本で見たことのないドライフルーツがたくさんあるので、ぜひ楽しんでみて下さい。
ドリンク
価格:50バーツ~200バーツ
タイの珈琲はインスタントも美味しいのでおすすめです。
地元の人にも大人気、タイのミルクティー「チャーポン」は、空港などに店舗もあり、スーパーなどのお店でも販売しているので、気に入りましたら茶葉の購入をおすすめします。
茶だしするとオレンジ色になり、濃厚な風味は、夏に必ず飲みたくなること間違いなしです。
その他ジュース類ですと、レモングラスや、タマリンドやバエルなどのフルーツなど、タイ独自のジュースもあります。
調味料
価格:20バーツ~150バーツ
トムヤンクン大好きな方には嬉しい、
「スープの素」をはじめ
「ナンプラー」
「スイートチリ」
「ココナッツオイル」などの調味料も販売されてます。
大きいサイズでもとても安いのでお手頃です。
日本のマックスバリューやコンビニのセブンイレブンがあるのも、買い物しやすいのが利点です。
食品のお土産はスーパーで購入すると、とても安くたくさん買うことができるので、上手にお買い物を楽しんでください。
観光スポット
エステ、スパなどのマッサージ
気軽に行ける街スパから、高級なホテルスパまでさまざまなタイプのものがありますが、日本より格段に安くクオリティも高いです。
- タイ古式マッサージの価格 1時間300~600円程度。
- オイルマッサージのエステやスパ 1時間2500円~の価格。
施術師には上記の価格以外に、300~600円程度のチップを払うことを忘れないようにしましょう。
ニューハーフショー
タイの美しいニューハーフたちによる華やかなパフォーマンス、モノマネショーやダンスなど一流のエンターテイメントショーを見ることができます。
ニューハーフショーが観られる人気の劇場としては
「カリプソ」
「マンボ」というお店があります。
- 入場料平均価格:約B1200~
- ドリンク付き、食事付き、Web予約、席によって価格変動があります。
伝統舞踊「ラーマンキエン」
タイの伝統的な舞踊の一つで、豪華絢爛な衣装で軽やかな音楽に乗って舞踊る仮面舞踊劇です。
宮廷内で伝承された、独創的で優美な動きをする指の形は「指の芸術」と言われ、独特な美しさがあり一見の価値があります。
タイ観光で鑑賞する場合、バンコク市内にある、ディナーショーの中で見ることができます。
- 入場料平均価格:約B1000~
- 食事付きかで価格変動があります。
ムエタイ
タイの国技で全身を使って戦う格闘技で、立ち技は世界最強といわれる伝統的なタイのスポーツとして人気があります。
「ルンピンー・スタジアム」
「ラジャダムナム・スタジアム」
「ルンピニー・スタジアム」など沢山のスタジアムがあります。
- 入場料平均価格:約B2000~
- 席によって価格変動があります。
ワット(寺院)
ワットと呼ばれる寺院は無料で入場できるところから、観光地化している寺院までさまざまです。
相場はB20~B500が目安価格です。
寺院めぐりのツアーもあり、平均価格は約B3000~です。
パスポートの提示が必要になります。
象乗り
タイと言えば「象乗り(エレファントライド)」というほど観光客に人気があります。
しかし象乗りの体験ができるのは郊外になります。
飛行機、寝台列車、バスなどに乗って行くことになります。
- 象乗り 平均価格:約B2000~
- 寝台列車 片道平均:約B2000~
- バス 片道平均:約B1000~
まとめ
- タイの通貨はバーツ
- タイでの両替がお得だが、ひったくりやスリに注意
- 日本からの飛行機は、オフシーズンが狙い目
- 食べ物は平均日本円で300円~スーパー購入は特に安い
- マッサージやホテルの価格も日本に比べて格段に安い
- 観光地へ行く際はB5000~あれば満足に行動できる
いかがでしたか?
タイのさまざまな平均価格についてご紹介しましたが、物価について少しは分かっていただけたでしょうか。
台湾や韓国、他のアジアの国と比較して旅行の際の参考にしてください。
タイは比較的安くて満足いく旅ができると思いますので、是非タイの旅を楽しんでくださいね。
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海外旅行先で「この風景を日本にいる友人と共有したい!」
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