台湾旅行でパワースポット巡り!金運にご利益がある場所5選は?

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台湾旅行と言えば、グルメやスイーツ、また魅力溢れる観光地がたくさんあってどこに行こうか迷ってしまいますよね。

私もまだまだ行きたいと思うところや、もう一度訪れたい場所がたくさんあります。

そんな魅力がいっぱいの台湾ですが、パワースポットと言われているところもいっぱいあるんです。

今回はそんなパワースポットの中から、金運にご利益があると言われているところを、５つ選んでご紹介します。

パワースポットとは？

最近よく聞くようになった「パワースポット」という言葉ですが、実は日本で使われるようになった言葉なんです。

私たちは昔から、自然界には人間を包み込むような、大きく不思議な力が存在すると思っていました。

そして、その力を良くも悪くも信じて、生活の一部として取り入れてきました。

「パワースポット」という言葉自体は最近になって使われるようになりましたが、昔からそこに行けば元気になったり、癒されたりと言われるようなパワースポット的なものは存在していました。

つまり「パワースポット」は、自然の大地のエネルギーがあふれている場所といえますよね。

また神聖な気が流れていると言われる場所は、信仰の対象になっていて自然と人が集まってくる場所なのです。

台湾は、信仰心が非常に強い人が多く、占いや風水文化が生活の中に根付いています。

「気」の力を利用した環境学、と言われている風水的にみると、龍脈の流れに沿って山がそびえている台湾は、島全体が生命の力に満ち溢れているパワースポットと言えそうです。

そして、その「気」が地上に噴き出すポイントとされている「龍穴」が島全体に点在しています。

昔の台湾で権力を持っていた人たちは、風水で言うところの「いい場所」に国の重要な施設や寺院などを建ててきました。

なので主要な観光スポットが建っているところは良い「気」が溢れている、まさに「パワースポット」といえますよね。

龍山寺（ロンシャンスー）

観光地としても大変人気がある「龍山寺」は、台湾では外すことができない、パワースポットです。

オールマイティーで最強のパワースポットと言われています。

私も初めての台湾旅行で行きましたが、とても有名なお寺なので観光客であふれているだろうと思っていました。

確かに観光客はたくさんいましたが、地元の方がとても多く、熱心に参拝している姿が印象的だったのを覚えています。

ここは1738年に福建省から渡ってきた移民によって建てられた、台北で最古の寺院です。

本尊は観世音菩薩ですが、境内にはすべて合わせると100以上の神様が祀られていることから、「神様のデパート」と言われていて金運はもちろん、様々なご利益があると言われています。

お寺の装飾がとても見事で、立体的に柱に巻き付くように表現されている龍が迫力があり、入る前から圧倒されてしまいました。

本殿正面入り口の左右にある一対の龍柱は1920年代に作られた、歴史を感じる作品です。

台湾では石製の柱が一般的ですが、ここの柱は台湾唯一の鋳造製だそうです。

本殿に行くと円形天井があり、8頭の龍が何層にもなって天に昇っていく様子が、精巧な細工で見事に表現されていて、仏教の「人生輪廻」を象徴していると言われています。

国宝にも指定されている、釘を一本も使わないという匠の技は一見の価値がありますよ。

他にも、みごとな浮き彫りや、陶器の壁掛け、石彫刻の窓枠など、龍山寺という名前のとおり龍の姿が様々な場所でみられます。

お寺に入って装飾を見るだけでも、十分パワーを感じることができると思いますが、せっかく行くのならマナーに従ってお参りをして下さいね。

台湾のお寺はほとんど、入り口と出口が決まっているので、正面の門を入ったらまず右手にある入り口へ向かいましょう。

右手の入り口「龍門」から境内に入って参拝後、左手の出口「虎門」から帰る、という流れが決まっています。

間違わないように気をつけてくださいね。

分からない場合は、入口付近に日本語や英語で参拝方法の説明が書いてあります。

また常時ボランティアの方も巡回していて丁寧に説明してくれるので、気軽に声をかけてみて下さい。

行天宮（シンティエンゴン）

ビジネス街にふと現れるという印象の「行天宮」は、1967年にできたばかりという比較的新しいお寺です。

商売繁昌や金運で有名なパワースポットとして、台湾一の人気のお寺と言われています。

ご本尊は三国志でおなじみの関羽雲張です。

そろばんや簿記の達人と言われていて、商売の神様「關聖帝君」として祀られたという説があります。

台湾は商売熱心な人が多いので、いつ行っても地元の参拝者であふれています。

日本のお寺の静かな雰囲気を想像していくと、ちょっとびっくりするかもしれませんね。

建物は極彩色の鳳凰が羽ばたく屋根が印象的で、石の柱には龍がびっしりと彫られています。

先ずは前殿左右の扉から入場してお線香を貰って参拝をしますが、順番や参拝方法が決まっているので間違えないように気を付けて下さいね。

参拝方法などは入口付近に案内があるので参考にするか、日本語が話せるボランティアの方がいるので気軽に聞いてみましょう。

また、ここでは無料でお祓いをしてくれます。

私が行った時も大勢が並んで待っていましたが、ほとんどが地元の方でした。

待っている間は私語をする人や、スマホで時間をつぶす人などはいませんでした。

暗黙のマナーなのか、決まり事なのかは分からなったんですが、台湾の方の厚い信仰心を感じることができました。

時間がかかっても願い事を叶えたいと思う人は、しっかりとマナーを守って並んでみて下さいね。

お線香やお祓いなどは無料ですが、お願い事をするのですから、お賽銭箱にいくらかお金を入れておくのは最低限のマナーとして、忘れないようにしましょう。

あと、よく当たると言われているおみくじがあるので、日本語が話せる係りの人に聞いてから挑戦してみて下さいね。

関渡宮（グワンドゥゴン）

豪華絢爛な道教寺院として知られる「関渡宮」は、1661年前後に建てられた台湾北部にある最古の媽祖廟です。

霊山の上にあることから、もともとは「霊山廟」と呼ばれていたそうです。

この場所は風水で言うところの「龍穴」にあるので、パワーが集結する「最強パワースポット」と言われています。

中国本土や台湾の有名な企業のトップや政治家なども年に一度は訪れる場所として知られています。

建物がとても豪華で、屋根の上には精巧に作られた龍が、まるで炎に包まれているようにみえます。

壁には隙間なく装飾が繊細で壮観に施されていて、そこにいるだけでパワーを貰えるような気がしました。

「関渡宮」の右側には全長約80メートルの古仏洞があり、その洞内には黄金色に輝く「財神爺」「五路財神」「福徳正神」など、金運アップにご利益がある二十八天王像が並んでいます。

この煌びやかな洞内をパワーをもらいながら、奥まで進んでいくと「千手観音」があります。

その観音様の後ろに回ると古仏洞の出口になっているので、河口の風景を鑑賞することができます。

見晴らしがとても良くて、晴れていればとてもきれいな景色を見ることができますよ。

烘爐地　南山福德宮(ホンルーディ　ナンシャンフーデェァゴン)

台湾新北市の南の方にある「烘爐地　南山福徳宮」は約270年の歴史があります。

土地の守り神でもあり金運の神様としても祀られ、財運を呼び込んでくれるとても有名な廟として、人気のあるパワースポットです。

街を抜けて行くと、巨大な「土地公（土地の神様）」・黄色い服の石像が、山肌に建てられているのを、遠くからでも眺めることができます。

山から私たちを見守っているかのようです。

この高さ100メートルに達する石像は、東南アジアで最高の高さを誇ります。

財運の廟としてとても有名で、この土地公に「銭母」を借りることによって財運を呼び込んでくれると言われています。

「福德宮」へ登る階段道も「土地公」の石像の脇にあります。

中で特に目を引くのが、「土地公」の金の彫刻です。

彫刻の手に握られている馬蹄銀に触れながら願い事をすれば、願いが叶うという言い伝えがあります。

願い事を叶えてほしい参拝者から触られ続けているので、馬蹄銀はすでにピカピカと輝いていますよ。

そして左手に持ってるお椀にお金を入れる穴があるので、手持ちのお金を入れてみましょう！

なんと神様の袖の下から「銭母」と呼ばれるお金が出てきます。

そのお金は、お守りとして持っていると金運が舞い込むと言われています。

標高が302mあり台北市内が一望できる、正殿からの眺めは本当に素晴らしいですよ。

地元では有名な絶景スポットで、台北101の姿も見ることできます。

山の上にあるお寺ですが、24時間開放しています。

23:00～深夜1:00の時間帯に参拝すると、宝くじなどが当選するという都市伝説があります。

気になる方は試してみて下さいね。

夜景を目当てに参拝に来る地元の方も多いので、深夜まで賑わっています。

参拝方法に従い、中で線香を貰って火をつけて順番通りお参りして回っていきます。

最後に「聚寶盆」に自分の手元にあるお金を入れます。

コインなら上からお札なら下から投入します。

そして願い事をしながら金色の銀錠を３回なでまわすと、ここでも「銭母」が下からが出てきます。

お参りの最後にもらう袋に入れて持って帰るとよいと言われたので、私はお財布に入れていつも持ち歩いています。

紫南宮（ズーナンゴン）

台中の南投県竹山にある「紫南宮」は「神様の銀行」と言われ、金運にご利益があるパワースポットです。

入り口に構える「鶏のオブジェ」は触ると金運アップがあると言われていて、訪れる人がみんな撫でていきます。

ここは地元の人達から、お金を貸してくれることで有名な神社なんです。

その方法としては、お金を借りたい理由と自分の名前、住所を言って、神様に貸してくれるかどうかを聞く儀式のようなものがあります。

そして「借りても良い」ということになれば、横にある事務所の窓口で、所定の用紙に記入して身分証（IDカード）と一緒に出して申し込みをします。

だいたい200～600元の現金を貸してくれます。

事業を始める人などは、このお金を元にして始めると良いと言われていて、台湾全土からお参りにやって来ます。　

旧正月には「銭母」と呼ばれるお守りが配布されているので、それを求める地元の人たちで何キロもの渋滞が起きるそうです。

まとめ

金運にご利益があるパワースポットは

龍山寺

• 神様のデパートといわれ金運にご利益がある
• パワースポットとしてはオールマイティで最強

行天宮

• 台北の中心にある商売繁盛、金運にご利益がある
• お祓いを無料でしてもらえる

関渡宮

• 風水の「龍穴」にある最強のパワースポット
• 中国の有名企業のトップや政治家なども訪れる

烘爐地南山福德宮

• 土地公に「銭母」を借りることで財運を呼び込んでくれる
• 地元では有名な絶景スポット

紫南宮

• 神様の銀行といわれ、お金を貸してくれる
• 鶏のオブジェは触ると金運アップ

の5選です。

全て金運にご利益があるパワースポットと言われていますが、観光地としてもとても魅力のある場所です。

パワースポット巡りとして訪れるのはもちろん、近くに行ったときに少し足を延ばして参拝してみてください。

行くだけでもパワーを貰える場所ですし、建物も素晴らしいところばかりなので一石二鳥ですよ。

そして金運のお願いしたいと思っている人は、参拝方法やマナーを守って、しっかりパワーをチャージしてくださいね。

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2018年12月8日