海外旅行へ行こう！と決めた時、まずほとんどの方が近くの旅行代理店に行って話を聞いて決めておりますが、これでは旅行代理店の思うツボになります。
「安くするために自分で料金比較サイトを見比べてみても結局わからない」
と言う方も多いですね。
私も最初は比較サイトを見てたりしてましたが、途中で嫌になって旅行代理店を複数回って自分で比較して取っておりました。
そして旅行代理店を複数回ってから決断するまでに時間がかかり、その間に良いプランも埋まってしまうことが多々ありました。
「もっと手軽に比較できたらなぁ・・」
「一々旅行代理店に行くのがめんどくさいなぁ」
と思っていましたが、今ではこちらの比較サイトで比較してから選ぶようにしております。
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初めてアメリカへ旅行される方は、「まず何を準備したらいいの？」と不安に思う方が多いと思います。
日本と違ってアメリカは土地も広く、様々な人が日常を過ごしています。
なので、私たちが普段マナーだと思っていることが、アメリカでは通用しないことがあります。
マナーを知らなかったことで、トラブルに巻き込まれるケースもあります。
今回は、「アメリカ旅行で必要な持ち物」と「知っておきたい！アメリカのマナー」をご紹介します。
目次
アメリカ旅行で必要な持ち物は？
パスポート
アメリカに入国する際は、残存期間が90日以上あると安心と言われています。
旅行前に残存期間を確認して、更新が必要な方は早めに更新しておきましょう。
パスポートをお持ちでない方は、早めに旅行前に申請しておきましょうね。
ESTA（エスタ）
ESTA(エスタ)とは、電子渡航認証システムのことをいいます。
渡航前にESTA(エスタ)を取得していないと、アメリカに入国できないので事前に申請が必要です。
エスタについて、詳しく紹介している記事があるので、参考にしてみてくださいね。
クレジットカード
アメリカへ旅行する際は、クレジットカードを持って行きましょう。
日本国内で宿泊する場合、クレジットカードを提示することはほとんどありませんよね。
ですが、アメリカや海外のホテルに宿泊する際は、チェックイン時に「デポジット」として、クレジットカードの提示を求められることがあります。
デポジットとは「保証金」のことで、宿泊費とは別に請求されます。
eチケット
「eチケットは、紙の航空券と違うの？」と思われるのではないでしょうか。
eチケットとは、紙の代わりになるエレクトロニック・チケット（電子航空券）の略です。今まで紙の航空券に記載されていた内容を、航空会社のシステム内に記録している、新しいタイプの航空券です。
eチケットは電子化されているので、航空券を持たなくても旅行できようになり、紛失や盗難の心配が無くなったことが最大のメリットです。
「じゃあ、eチケットがあれば、そのまま飛行機に乗っても大丈夫なんだ！」と思ってはいけません。
eチケットは航空券ではないので、そのまま飛行機に乗ることはできません。
航空券の予約が完了すると、日付や便名などが記載したバーコード付の(eチケットお客様控え)がメールなどで送られてきます。
印刷して、空港にある機械にかざしてチェックイン手続きをしましょう。
万一紛失した場合でも再発行してもらうことが可能です。
また、海外へ旅行する際は、本人確認のために、eチケットの提示を求められることがあるので、パスポートと一緒に手元に持っておきましょう。
海外旅行保険
海外旅行中は、事故に遭ったり病気になる可能性があります。
「短期間の旅行だから、保険に加入しなくても大丈夫！」と思う方が多いですが、万が一のために海外旅行保険に加入しておきましょう。
また、海外旅行保険が付いているクレジットカードもあります。
ご自身のクレジットカードには、どのような保険が付いているのか、事前に確認しておきましょう。
海外旅行保険を入るか入らないか迷われている方は、こちらの記事もみてくださいね。
米国ドル
クレジットカード以外に、現金も準備しておきましょう。
例えば、チップを渡す時に現金が必要です。
チップは、1ドル札や5ドル札を使うことが多いので、細かいお札があると便利ですよ。
両替の方法はいろいろありますが、銀行や空港で両替するのが一般的です。状況や場所などでレートや手数料が変わってくるので、気になる方は事前に調べて両替をして下さい。
シャンプー・ボディーソープ
どのホテルにもシャンプーやボディーソープなどは置いてあることが多いと思います。
ですが、自分自身が使い慣れている物があったり、肌や髪に合わなかったらなど、気になる方は持って行くようにしましょう。
常備薬
現地でも薬を購入することは可能ですが、海外の薬は１錠（カプセル）当たりに含まれる成分の量が違うので、日本人にはきついことがあります。
日頃飲み慣れている常備薬や風邪薬などがあれば、持って行った方がいいですよ。
洋服
旅行に行く国の気候や時期、目的を考えてスーツケースに入れましょう。
ちなみに、海外では高級レストランで言えていることですが、短パンやノーネクタイを禁止するレストランがあります。
女性の場合はカジュアル過ぎないワンピース、男性は襟のあるシャツとジャケットを入れておくと安心ですよ。
国際運転免許証
海外でレンタカーを借りる予定がある方は、国際運転免許証が必要になります。
基本的に日本の運転免許証は、日本国内でしか自動車を運転することができないので、海外でも運転する場合は事前の申請が必要です。
国際免許証の申請は、各都道府県の運転免許センターや運転免許試験場などの窓口で受け付けをしています。
申請をする場所によって日数がかかる場合があるので、内容を確認して早い時期に申請するようにしましょう。
入国審査では何をするの？
空港に到着して、まず最初にクリアしなければいけないのは入国審査です。
入国審査をクリアしないと、アメリカに入国することはできません。
「初めての入国審査で何をするか分からない！」と不安に思う方が多いですが、安心してください。
私が2017年にアメリカへ行った時のことを例にお話します。
少しは不安が取り除けると思うので、最後まで読んでみてくださいね。
空港に到着
空港に到着すると、空港スタッフが「エスタ～エスタ～」と言っているので、指示に従って歩いていきます。
すると、入国審査ができる機械に誘導されるので、機械の指示に従えばOKです。
機械でやることは以下の通りです。
- パスポートをスキャン
- 質問に答える
- 顔写真を撮る
- 指紋をスキャンする
ちなみに、機械は日本語を選べるようになっているので安心してください。
操作が完了すると、機械からレシートが出てくるので、そのレシートを持って先に進みます。
入国審査へ移動
空港スタッフがいるので、先ほど受け取ったレシートを見せます。
入国審査が必要な人と、そうでない人に分けられますので、スタッフの指示に従いましょう。
私は「人がいる入国審査の方にも行ってください。」と言われたので行きました。
ですが、途中で担当者がどこかへ行ってしまい、なかなか戻ってきませんでした。
戻ってきたと思ったら、「コーヒーを買いに行ってたから遅くなった。ごめんね～」と言われました。
ちなみに、私は入国審査で以下の質問をされました。
- どのくらい滞在しますか？
How many days are you staying in ～？
- 滞在目的は何ですか？
What’s your purpose of your visit？
- どこに泊まりますか？
Where are you staying?
税関へ移動
入国審査を終えると、最後の難関「税関」が待ち構えています。
税関では、持ち込み禁止物（食品など）を持っていないかチェックされます。
「お菓子くらいなら申告せずに持ち込んでも大丈夫でしょ！」と思って、申告しない人がいますが、これはかなり危険な行為です。
見つかったら最悪の場合、没収や高額な罰金を支払うことになるので注意してください。
旅行前に、以下のサイトで持ち込み禁止物を確認しておきましょう。
知っておきたい！アメリカのマナー
日本では、うどんなどの麺類をズルズルとすすって食べますよね。
しかし、この麺をすすって食べる行為は、日本人には普通のことでも、外国の方は不快に感じるそうです。
そのため、ヌードルハラスメントという言葉も生まれました。
国や文化が違えば、マナー違反になることがあります。
これから海外旅行を計画している方は、旅行前に読んで参考にしてくださいね。
空港編
普段写真をあまり撮らない方は気にならないかもしれませんが、空港には撮影禁止場所がたくさんあります。
特に、テロ対策などを積極的に取り組むアメリカでは、撮影禁止場所が多いです。
例えば、入国審査場や税関、保安検査場での写真撮影は禁止です。
カメラを向けただけで拘束されてしまった観光客もいたりします。
旅行当日は気持ちが舞い上がって、あちこちで写真を撮ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
手軽にスマートフォンのカメラで写真撮影ができるので、ついやってしまう行動ですが、空港内で写真撮影する際は十分に気を付けてください。
交通機関編
旅行中は、電車やバスを利用する方が多いのではないでしょうか？
しかし交通機関を利用する際も、気を付けなければいけないマナーがあります。
①電車やバスの座席に座るときは、女性が優先
アメリカでは、レディーファーストを大切にする文化があります。
席を譲ってもらったら「Thank you」の言葉を忘れないようにしましょう。
②電車やバスの中での通話は当たり前
日本では、電車やバスの中での通話はマナー違反ですが、アメリカでは当たり前の光景です。
お食事編
日本では、箸の使い方や器の持ち方など、さまざまな食事のマナーがありますよね。
もちろんアメリカにも、日本では一般的ではない食事に関するマナーがあります。
旅行先の国のマナーを覚えて、スマートにお食事をしましょう。
①アメリカでは、チップを渡すことが当たり前
アメリカで食事をする際に絶対に必要なマナーは、チップです。
日本ではチップを渡す習慣がないので、「チップってなに？」「いくら払えばいいの？」と戸惑う方が多いと思います。
日本ではいくらサービスを受けても無料ですよね。
しかしアメリカでは、サービスやおもてなしを受けたら「ありがとう」の気持ちを込めてチップを支払います。
例えば、以下のような施設ではチップが必要です。
- レストラン
- カフェ
- ホテル
- エステ
上記以外の施設でも、ホテルやタクシーを利用した時はチップを渡すことがマナーです。
事前に相場を調べておき、チップを計算してくれるアプリをダウンロードしておくと便利ですよ。
②音を立てて食べない
アメリカでは食事の際、音を立てて食べることはマナー違反です。
つい日本の習慣が抜けずに、ズルズルと音を立てて麺を食べたりスープを飲むと、品のない人だと思われるので気を付けましょう。
ナイフやフォークを使うとき、お皿などにキーキー、カチャカチャと音を立てて食べないようにしてください。
③食器類を手で持って食べない
日本人は、片手でお茶わんや小鉢を持って食べる習慣がありますが、アメリカでは食器類を手で持って食べることはマナー違反です。
食器は、テーブルの上に置いたままにして食べるようにしましょう。
他にも、食事中の人の前を遮って調味料を取る行為もよくありません。
調味料を取る際は、一言声をかけて取ってもらうようにしましょう。
まとめ
アメリカ旅行で必要な持ち物
- パスポート
- ESTA（エスタ）
- クレジットカード
- eチケット
- 海外旅行保険
- 米国ドル
- シャンプー・ボディーソープ
- 常備薬
- 洋服
- 国際運転免許証
事前に申請が必要なものもあるので、旅行会社などで確認をしましょう。
入国審査ですること
- 機械に誘導されるので、機械の指示に従う
- 滞在日程、目的、宿泊先などの質問がある
- 税関で持ち込み禁止物を持っていないかチェックされる
入国審査をクリアしないと、アメリカに入国することはできないので、空港スタッフに指示に従い入国審査を行いましょう。
アメリカのマナー
- 空港では入国審査場や税関、保安検査場での写真撮影はしない
- 電車やバスの座席に座るときは、女性が優先
- チップを渡すことが当たり前なので、事前にチップの相場を調べておく
- うどんなどの麺類をズルズルとすすって食べない
- 食器類を手で持って食べない
旅行先の国によってマナーが違ったりするので、旅行前に調べておきましょう。
「アメリカ旅行で必要な持ち物」と「知っておきたい！アメリカのマナー」をご紹介しましたが、いかがでしたか？
初めてのアメリカ旅行に行くことが決まって、今から準備をはじめている人は、期待や楽しみ半分、不安も半分ではないでしょうか。
そんな人に安心してアメリカに旅行してもらえるように、気を付けてもらいたい点をご紹介させていただきました。
国や文化が違えばマナーも変わってきます。日本とアメリカとのマナーの違いを知って、海外旅行をスマートに楽しんでみませんか？
この記事を参考に、楽しいアメリカ旅行の思い出を作ってくださいね。
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